たべもの 手づくり・DIY

材料費864円!ついに「自家製ベーコン」のスモークに成功した

どーも。私(@meme_hiragino)です。

最近めっきりやる気を取り戻し、毎日参上しております。

タイトルの通り、私はリベンジに成功しました。
大成功です。

「何を?」と聞かれると、だいぶ前すぎて誰も知らないと思うのでおさらい。

あらすじ

さかのぼること3ヶ月前。

ガジェット系お買い物雑誌MONOQLOに掲載されていた「ベーコンは自宅で燻せる!」という記事に触発されて、豚バラブロックを塩漬けにしたところまでは良かったが、作り方を良く読まなかったため、色々間違えて結局塩豚になってしまった。

……という、なんとも悲しいお話です。白目

この反省を活かし、私は来る日に備え、自家製ベーコンづくりの先輩たちのブログを読みあさりました。

なるべく最小限の投資でウマい豚バラベーコンを食べるために。

今日は私がネットと雑誌の情報を総合して試してみた「必要最小限の投資で作る、激ウマ自家製ベーコン」の作り方を紹介します。

自家製ベーコンづくりのコツ

ネットの諸先輩がたによると、自宅でベーコンをスモークする際にはいくつかポイントをおさえればほとんど失敗なく、ほとんど特別なものを買ったりせずに完成できるそうな。

そのポイントをまとめると

  • 仕込みのスパイス選びで味に変化をつけられる
  • 燻す前にしっかりと乾燥させることが重要
  • 燻製用チップはもちろん、紅茶の茶葉でも燻せる
  • スモークマシーンはいらない。フライパンや鍋で十分

……と、雑誌では語られていなかった裏技的アイディアが多数。
やっぱり、持つべきものはGoogle先生とネットの諸先輩がたですな。

以上をふまえて、ワタクシなりに自家製ベーコンづくりにチャレンジしてみました。

作り方

1.下ごしらえ

豚バラブロックに塩とスパイスミックスをコレでもか!というくらい擦り込み、ラップでぐるぐる巻きにする。

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2.冷蔵庫で5〜7日くらい寝かせる。水が出てくるので1日1回くらいひっくり返す。

5日待ちます。

3.お肉をたっぷりの水につけて塩を抜きます。

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水を替えながら3時間くらい。そろそろかなーと思ったら、端の方を切って焼いて味見。しょっぱいようなら、もう少し塩抜きしてください。

4.肉を半日くらい干します

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この行程、私のような初心者さんは面倒だし、必要性を感じずに飛ばしてしまう人もいるかもしれません。

……が!

「きちんと水分が抜けていない状態で燻すと、肉が酸っぱくなる」という情報を得ました。

ちゃんと読んでから実行して良かった……。(正直飛ばそうと思ってた)

ちなみに、魚を干す網みたいなやつは、ダイソーとか100均で買えます。

↑いいやつは結構しますな。

本当は外に干すのが良いと思うんですけど、うちはマンションなので鳥とか虫とか来たらやだなーということで、お風呂場に一晩干しておきました。

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浴室乾燥機能を使ったら、翌朝にはカラッカラになっておりました。

5.翌日。いよいよ燻します。その前に。

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燻製チップはちょっと大きめのホームセンターじゃないと手に入らないし、結構な量があるので初心者のワタクシは購入の勇気が出ず。

「紅茶でもいい味でるよ」的な声が多数あったので、だいぶ前にもらった賞味期限切れの茶葉を使用。

さらに、MONOQLOさんに載っているおっしゃれなスモークマシーンもうちにはありません。

なんとか家にあるもので燻せないか考えていたところ、

「フライパンにアルミホイルを巻き付ければ大丈夫!」という声が多数あったので、

普段スパゲッティをゆでるくらいにしか使っていない大きめの寸胴鍋にアルミホイルをコレでもか!と巻き付けてみました。

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なぜアルミホイルを巻くのかというと、煙で鍋が酸化?してしまうからだそう。

なので、ふたにもしっかりと巻きます。

6.いよいよスモーク。 

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アルミホイルを敷いた鍋の底に紅茶の茶葉を敷き詰め、中火でしばらく熱すると煙が出てきます。煙が出たら、煙が出る最小限の強さに火を弱めます。

そして、煙が上手くかかるように、干した豚バラ肉を配置。

この配置が結構悩みどころ。

うちの寸胴鍋は縦長で口が狭いものだったので、大きめの網(揚げ物の油きり用)に、ひもでしばった肉を吊るして上からふたを締める……というかなり無理矢理スタイルを取りましたが、

諸先輩がたは、少し深めのフライパンに餅焼きなどの網を入れてふたを締めるというスタイルの人が多いみたいでした。

肉を入れて、ふたをしめて弱火で30分くらい燻すと

見事にベーコンが完成!

……

ん?写真?

えーとね。できあがりの写真ね。ないの。

あまりに上手にできてしまい、母が遊びにきていたので写真を取るのも忘れて食べてしまいました。

超ウマかったです!!

ちなみに、燻したベーコンはラップをして冷凍すれば結構持ちます。

数日後に残ったベーコンをザワークラウトと一緒に煮たヤツの写真だけはありました。

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こいつもウマかったです!

経過時間は1週間と相当なロングスパンでしたが、待っている時間が長いだけで、手はほとんどかからない自家製豚バラベーコン。

日曜日に塩を擦り込んで、土曜日に干して、次の日曜日には食べられますよ!

工夫次第では家にあるものだけで十分に作れるので、ちょっとおつまみにこだわりたい方はお試しあれ!

こんどはチーズ燻してみようかしら。

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