ひ弱なくせに無茶する番長の私(@meme_hiragino)です。
先月は体調不良に輪をかけて、何もやる気が起きず、前代未聞のブログ1週間放置をやりましたが、この土日めっちゃくちゃ調子が良かったんですよ!
理由は、タイ古式マッサージに行ったからでっす★
ひゃっはい!
私、先月末にこれまでの自分をいたわり、これからの自分に火をつけるために、久々に金を使いまくって自分の身も心も癒すツアーを開催したんですよ。徒歩圏内で。
その中に「わたしの疲れた体を癒す『初めてのタイ古式マッサージ』」というプログラムを組み込んでみたのです。
これまで、肩が凝っては整体でもまれ、足をむくませては台湾式マッサージでツボを押され、目から火を出してはアーユルヴェーダで油を垂らされ……
と、古今東西あらゆるマッサージに手を出してきた私なのですが、この世に生まれて32年。初めてタイ古式マッサージを受けることになったのです。
なぜこんなにも、もまれたり押されたり垂らされたりするのが好きなのに、今までタイ古式マッサージには手を出さなかったのかというと……
めっちゃ痛そうだから!
ひょえーーーーーー!
しかし、今回家のめっちゃ近所にめっちゃ安いのにめっちゃ日本人の人がやっているサロンを発見。
ホットペッパービューティーなどで口コミを確認するも「ボキボキしなくて安心でした!」「先生がめっちゃ親切!」と評判良好。
ちょうど背中の激痛、自律神経の乱れによるだるさと頭痛、そして付け根からもげそうなくらい重い肩に悩まされていたので「これもなにかの縁。痛かったらネタにしよう。」と門を叩いたのです。
そんなわけで今日は「背中が痛いのも、胃腸が悪いのも、全部あんたの姿勢の悪さのせい」と言われた、初めてのタイ古式マッサージの話です。どーぞ。
もくじ
姿勢の良さにはちょっぴり自信があった
私の行ったタイ古式マッサージのお店は優しそうな男性(日本人)の先生がやっているとこで、店内は家具からカーペットから調度品までアジアンな雰囲気。超オリエンタルで癒される空間でした。
家から徒歩圏内にこんな場所があったなんて。
パラダ〜イス!
※写真はイメージです
お着替えをして、いすに座り、足湯をしながらカウンセリング。
すると、セラピスト先生(以下:先生)。
なにやらこちらをじぃーーーーーーーーーーーーーっと見ているではありませんか。

カウンセリングでは、調子の悪いところや最近の体調、マッサージされたくない場所などの確認をされました。
私「とにかく最近疲れやすくて、特に座っていると腰と背中の間のあたりがムズムずするというか、違和感がある」ということを伝えると……
先生「もしかして胃腸とか弱いですか?」「足はむくんでませんか?」などなど立て続けに聞いてきます。

胃腸は万事悪いですね。足は……正直”むくんでいる”という状態がよくわかりません
すると、先生は私の背骨のあたりを確認し、足を確認。
先生「もしかしたら内臓の調子が悪くて背中が痛いのかも。さっきから見てて思ったんですけど、姿勢のせいも大きいと思います」

なんですと……!?
タイトルとこのやりとりで私の姿勢の悪さが知られてしまいましたが、実はこれまで私は「自分は姿勢が悪い」なんて、1mmも思ったことがなかったのです。
モデルさんや着付けの先生など、その道のプロにはおよばないということはわかっていたけど「多分世の中の一般市民よりは姿勢がいいはずだ!」となぜか信じて疑っていませんでした。
なぜ「姿勢の良さ」について根拠のない自信をこの歳まで持ち続けていたのかというと……
友人「めめって、実際の身長より背が高く見えるね。姿勢がいいからかな?」
とか
後輩「先輩はいつも颯爽と歩いてくるので、遠くから見てもすぐわかりますよ!」
とか
そんな褒め言葉をしばしば頂戴していたのでした。
……
みんな!正確じゃないお世辞は相手のためにならないよ!
とくに、お世辞をお世辞と受け取れないようなアホには!!
orz
諸悪の根源は「姿勢」の悪さ
なぜ、内臓の調子と背中の痛さ、そして姿勢が関係あるのか。懇切丁寧に教えていただいたので簡単にまとめると・・・
-
- 姿勢が悪い
-
- 本来背骨で支える部分の重さが内臓付近にかかる
-
- 内臓に負担がかかって調子悪くなる
-
- 内臓の調子悪くなると背中が痛くなる
というような話でした。(聞いた話なので超ざっくりですが)
胃腸が悪いのが先なのか、姿勢が悪いのが先だったのか。
たぶん、明らかに姿勢が悪いのが先だったのでしょう。私のおバカさん。お世辞なんか信じちゃって……。涙
姿勢を正せば体調も良くなる
でも、不調の原因っぽいものが判明したことで対処ができるということ。
タイ古式のストレッチやマッサージを存分にしてもらって、固まった体をぐいぐい伸ばしてほぐしてもらい、最後に普段からできる正しい姿勢の取り方を教えてもらいました。
悪い姿勢の例
まずは私の普段の立ち方と座り方を。わざとやってるわけじゃないよ。
立ってる
座ってる
写真で見ると……ひゃーーーーー!恥ずかしい!
なにこれ、おばさんっぽい!
いや、おばさんなのか。
いな、みとめないぞ。
これを正しい姿勢にするためには、ちょっとしたコツが必要なのです。
コツを教えてもらったのでやってみます。
立った時の姿勢の正し方
まずはダメな姿勢を確認。
うん。だめだな。
腹回りがダラシないのは生まれつき。
まず姿勢をリセット
いじけてるわけじゃないよ
しゃがみます。なぜかしゃがむとリセットされるみたいです。その理由は聞くのを忘れました。
上半身をだらんとしたまま立つ
やる気ない人みたい
こんな感じで
腰からではなく胸から上半身を起こす
ネアンデルタール人からクロマニョン人へ
胸を突き出すように!
正しい姿勢!
ちょっとうまくできてませんが、さっきのダメな姿勢よりは良いでしょう。
猫背気味の人は、ちょっとお尻が出ているようなイメージで立つと良いみたいです。
背骨のS字カーブをイメージする感じ。
比較してみました。
よーーーく見てみないとわかりづらいのですが、右のほうが若干胸が上むきに、そして腰にくびれが! さらに肩から首にかけてのラインがまっすぐになっています。
お尻は出てるけど、頭の重さをちょうど腰の上にくるようなイメージで立つとバランスが良いとのことなのですが、頭の位置を決めるのがけっこー難しいです。
重心がうまく決まると肩にも腰にも力がまったくかからず、骨盤と腹筋がしまったような感覚になります。
座った時の姿勢の正し方
こちらがダメな座り姿勢の典型的な例。
腹の上のポニョが際立ちます。
立っている状態は正しい姿勢とダメな姿勢の差がちょっとわかりにくかったと思うんですけど、座った状態のはもっとわかりやすいです。
まずは姿勢をリセット
お腹が痛いわけではない
いすに浅めに腰掛けて、ヒザをつけた状態で上半身を倒す
腰ではなく胸から上半身を起こす
踏ん張っているわけではない。
ハト胸をイメージしながら。ちなみに私はハト恐怖症。
正しい姿勢!
シャキーン!
どうです!
正しい姿勢で座ることができると、骨盤が締まるのでヒザが離れにくくなります。
ぼーっとしているとヒザが開いてきちゃう私のような人は骨盤が開いている証拠らしいので、姿勢を正して座ることで骨盤を締めましょう!
骨盤を締めればいいことづくめですよ!って言われました。
比較すると立ってる時より差がひどい。。。
まとめ
姿勢大事!
っていうのは、わかってるから正しい姿勢を保とうとするんだけど、どうやって姿勢って正したらいいのか、正しい姿勢ってそもそもどんなのなのか、よくわかっていなかったことがよくわかった。
セラピスト先生に「どうして正しい姿勢の取り方がわからなかったんでしょうね?」って聞いたら、
先生「小学校とかでやる『気をつけ!』が正しい姿勢だと思っている人、結構多いんですよね。あれは全身まっすぐになるので背骨的には正しくないんですよ」と言ってました。
確かに!w
正しい姿勢の取り方が具体的にわかったので、ちょっぴり意識して正しい姿勢を保てるようにしたいですなぁ。
また長くなった。。。
今日はこの辺で!
ばいびー★