東京は突風が吹いています。おかげで咳が止まりません。
私(@meme_hiragino)です。
さて、前回「夫の口内環境が悪化の一途を辿っているので電動歯ブラシを導入することにした」という記事を書きましたが、 ようやく電動歯ブラシが自宅に到着し、早速使ってみましたのでレビューしようと思います。 そんなわけで本日はパナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ(EW-DM61)」の購入&使用感レポートです。
もくじ
電動歯ブラシ購入にいたる経緯
電動歯ブラシを購入しようと思ったきっかけは……夫がですね、徐々に老化してきてですね、 最近差し歯がとれたり、親知らず周辺の歯茎が腫れたり(智歯周囲炎)と、口内環境がとんでもなく悪いのです。
ちょっと悪いくらいならほっとくんですけど、 まあ……要は口臭が気になるんだよね。朝とか特に。
年取ると、どんどん臭くなるっていうけどマジだね。あれは。
そんなわけで、夫にちゃんとマウスケアしてほしいと思い、まずは歯磨きをチェックしてみると……恐ろしいほどテキトーで泣いた。 (´;ω;`)
さらに、デンタルフロスをしてもらうと……恐ろしいほど歯垢が取れた! ( ;∀;) コレは一大事!
しかし、どんなにデンタルケアの重要性を説いても、彼には届かないだろう……と、なんとなく察しました。
なので、ものぐさでも、不器用でも、それなりにきちんと歯みがきできそうな、電動歯ブラシを導入する必要があったのです。
夫だけ電動歯ブラシにするなんてズルい!人のことばっかり言って自分はどうなんだろう……と心配になってきたので、私の分も買いました!
電動歯ブラシの選び方
そんな感じで、電動歯ブラシを買うことを決意したのですが、 どんなものを買ったら良いのか? また予算はどれくらいなのか? (?_?)
全く検討がつかなかったので、とりあえずネットの先人の声に学ぶことにしました。
先人が書いた多くの記事を拝見し、いろいろな声を総合した結果、 電動歯ブラシを選ぶ際のチェックポイントがなんとなーく見えてきたので、一応まとめておきます。
振動方式と振動回数
電動歯ブラシは、ブラシ部分が「電動で動く」タイプと「音波で震わせる」タイプに大別されるようです。
数千円で購入できるプチプラ電動歯ブラシの多くは「電動」タイプ。
それよりちょっぴりお高いのが「音波」タイプなのですが、最近はさらにハイスペックな「超音波」タイプもあるようです。
「買うからにはちゃんとしたものを……」と思っていた私は、電動タイプは候補にしていなかったのですが、 「音波」と「超音波」。なにが違うのかさっぱりわからない。
そこで調べてみると…… 「音波」は振動を感じるけれど、「超音波」は振動をあまり感じない。回数で言うと「音波」は1分間に約2〜3万回振動するのに対し、「超音波」は約100〜150万回! ……ということがわかりました。
ていうか、回数すごい差!w
「超音波」の振動回数にはちょっとびっくりさせられますが、電動歯ブラシのこそばゆさが苦手な人にはおすすめとのことです。
ちなみに、お値段は「音波」のほうがリーズナブルで1万円以内で買えるのですが、「超音波」になると2万円ぐらいするようです。
ちなみに本物の「超音波」電動歯ブラシは、フィリップスのソニッケアーだけ……とのことです。
研磨方式
次にチェックするのが「歯ブラシ」の動く方向。
回転、タテ磨き、ヨコ磨き……と、それぞれメリットがあるようなのですが、私はこのドルツのCM動画を見て、ヨコ磨きにイチコロになってしまいました。
手みがきに近い感覚で、歯周ポケットの汚れも掻き出せるというのは魅力!
連続使用時間
電動歯ブラシの選び方を説明してくれる先人の記事では、「連続使用時間大事!」と結構な頻度で書いてあります。
「連続使用時間が長い=電池が長持ちするという」話らしいのですが、「充電式だったら関係ないんじゃないの?」と、あんまり納得できませんでした。
なので、私はそんなに重視しないで選びました。
重さ
ここにあまり言及している人はいなかったのですが、ある記事で「電動歯ブラシ本体の重さ、盲点だけど超重要!」という一文を発見しました。
どうやらいざ使ってみると「5分程度持っていなきゃいけないので、ちょっとでも重いと結構辛くなってくる」とのこと。
確かに。実際に使ってみないとわからないもんですよね。
なので、これから買う予定がある方は、もし可能なら実際にお店のデモ機を手にとってから購入したほうが良いと思います。
私も今回、近所の量販店で色んなメーカーの商品を手に取ってみました。
実は、ドルツの他にもいくつか候補があったのですが、意外と重かったのでやめました。
重さの感覚は人によって違うと思うので、やっぱり実際に持ってみないとなんとも言えないんですよねー。
ちなみに、デモ機には電池が入っていないことがあるので、電池も込みでの重さをチェックすると良いと思います。
替えブラシの消耗度と価格
選び方を失敗すると、本体代以上に消耗品費がかかっちゃうらしいので、替えブラシの交換頻度と価格も要チェック。
今回購入したドルツ(EW-DM61)は、ブラシの交換目安が3ヶ月程度で価格は2本で500円程度でした。
本体がどれくらいもってくれるのかわかりませんが、安いに越したことはないです。
パナソニック「ドルツ(EW-DM61)」レビュー
ということで、いろいろなチェックポイントをチェックしまくって、お値段、スペック、デザイン……などなどを吟味した結果、おおよその要望を満たしたのがパナソニックの「ドルツ(EW-DM61)」でした。
まあ、ドルツにしたのは単純に「パナソニックの美容家電が好き!」っていうのが一番なんだけどね。
詳しくご紹介しますね。
中身はこんな感じ
やたらと付属品が多いのが最近の家電の特徴みたいなところがあるんだけど、
ドルツのセット内容はすんごいシンプル。
中身もこんな感じで必要最低限なところが好印象。余計なものなどいらぬ。
「ドルツ(EW-DM61)」の良いところ
軽くてコンパクト
量販店でさんざんデモ機を手にとって比較しまくったんだけど、これが一番軽かった。
実際に使いはじめると、歯にブラシを当てているだけの5分間って結構長いもんです。
これが鉛のように重かったら……どんなに使い勝手が良くても、「手みがきに戻してしまおう」という誘惑には勝てない気がします。
さらに、本体だけじゃなく、充電器もコンパクトでとても使いやすい。
形状の異なるブラシが2種類付属していたんだけど、使っていない方のブラシを立てる場所もついています。
充電器がコンパクトだと、うちみたいに古くて狭い洗面台でも置く場所に困らないからとても助かる。
歯が本当にツルツルになる
電動歯ブラシをつかうメリットとしては「歯みがきが苦手でもきちんと磨ける」ということの他に、「手みがきにはないツルツル感が味わえる」というのも結構目にするんだけど、これね、実際電動歯ブラシ使ってみると
本当にすごい。
「今までの歯みがきはなんだったのか」と思うくらい、歯がツルツルで口の中がスッキリしていて気持ちがいいです!
どんくらいすごいのかというのは、文章で書いても伝わらないと思うので、恥を覚悟で手みがきと電動歯ブラシの違いの仕上がりの違いを撮影してみました。
このためだけに、Amazonで歯垢の染め出し剤を買ったのですが……ちょっとばっちい写真なので、見たい人だけ見てちょ。
ヒャァァァァァァァァ!(^q^)
いやぁ。これで毎日過ごしていたとか……ばっちすぎて震える。( ;∀;)
もっとマウスケア意識の高い人で、きちんと上手に磨ける人はコレよりキレイだと思うんですけど、
私のようなモノグサで、テキトーな意識低い系の人はこんな感じなんですね。恐ろしい。
本体も消耗品も安い
気になるドルツのお値段なんですけど、楽天市場の家電量販店で送料込み5,680円でした。
※2017年8月15日追記:最近はAmazonで3,000円台まで値下がりしてます!
消耗品の替えブラシは先述のとおり、3ヶ月使えて1個あたり250円。
今まで安い歯ブラシを1ヶ月ごとに交換していたので、消耗品としては替えブラシのほうが安いくらい。
本体も歯医者2回分くらいの金額なので、これで歯医者に行く回数が減れば、出費したけど逆に節約になるような気がします。
電動歯ブラシの良くないところ
メリットだけ書いて「超おすすめですぅ〜」っていう記事はあんまり書きたくないので、レビューではちょっとした不満もちゃんと書くように心がけているのですが、今回の「ドルツ」に関しては、今のところ不満がありません。
まあ、まだ2日ほどしか使っていないので、気づかないだけかもしれないけどね。
ただ「電動歯ブラシ自体」には、初めて使ってちょっと不満というか想定外だったことがあったので、それは書いておきますね。
くすぐったい
今回買ったドルツは「音波式」で、1分間に31,000回振動するんだけど、この振動。無理な人は無理かもしれない。
「振動が無理」ていう意見は知ってたんだけど、「脳に響く」とかそういう方向かと思ってたんだよね。
で、実際使ってみて、まずびっくりしたのが、とにかくくすぐったいってこと。
私はちょっとだけくすぐったがりなんですけど、歯を磨いている間ずっと笑えてくるほどくすぐったい。
特に上の歯の内側を磨いていると、一人でも声を出して笑いたくなるほどのくすぐったさ。
だいぶ慣れたけど、超くすぐったがりの人は無理かもしれないです。
約5分かかる
まあ今まできちんと歯みがきしてた人は「そんくらいかかるでしょ?」って言うだろうけど、正直に言おう。私はいままで、そんなに一生懸命歯みがきしたことがありませんでした。(反省)
今までどれだけ適当に磨いていたんだよって話なんだけど、5分間ただ歯ブラシを当てているだけなのも、ちょっぴり暇で困る。
窓の外見たりすればいいと思ったんだけど、油断するとよだれが出たり、唾液が飛んだりするので、洗面所以外では使えないのが弱点。
ステインが取れない
※2017年8月15日追記
ドルツ使い始めてから約半年が経過しましたが、全く問題なく快適に使っております。
ただ数ヶ月使ってみて気づいたのですが、電動歯ブラシでは研磨剤入りの歯磨きを使わないためか、ステインが落ちにくくなりました。
EW-DM61にもステイン除去用のブラシを装着することもできるそうなので、今度トライしたいと思います。
パナソニック「ドルツ(EW-DM61)」の総評&まとめ
今回はじめて電動歯ブラシを買ったのですが、歯ブラシ一つでこんなに気持ちが良いのならば、もっと早く買えばよかったと思うほどに、とにかくツルツル感がすばらしい。
自分の歯だけじゃなく、夫の歯も磨きたいくらい楽しい。
そんくらい大満足の買い物ができました。コンパクトだし、安いし、初めての1本にとても良かったと思います!